バンドするってよ

ひょんなことからバンドを組むことになった。
色々端折るが、パートはシンセ。つまり私以外(ドラムとベース)のメンバーからは出せない音すべてをバックトラックとして構築するという裏方感が強いポジションだ。
つまりは血のにじむような練習をしなくてもライブ本番では弾いてるフリができるポジションだ。(だから引き受けた)
練習するぞ!というよりは、マニュアル読まなきゃな。。というタスク感がまだ強い。
少しでも参考になればと思い、ブログに残してみる。

多少はDTMの心得があるが、20年前ぐらいで私の打ち込み音楽の制作知識は止まっている。
素人でも本格的に制作できるソフトウェアがパソコンにデフォルトでインストールされている最近の制作環境に適応できるのか、不安は少しある。
今、手元にある機材はKORGのELECTRIBE-MXのみ。音色はモノフォニックと呼ばれるものなので同音での和音は出ない男気溢れるマシンだ。
これ一台で制作してやろうと最初は思っていたが、手の親指ほどのELECTRIBEのキーボードでの手弾きはなかなかの特殊鍛錬が必要だ

下の一列をキーボードとして弾く、ムリ

とりあえずMIDIコントローラーを買うことにした。
古くてもいい、KORGのELECTRIBEを外部コントロールできる鍵盤があればいいという軽い気持ちでポチったのがROLAND A-300PRO。中古で7800円也。2010年3月発売のロートルだ。
オールドスクールなツマミ/フェーダーがたくさんついてるという見た目が決め手だった。

噛み砕いて言うと、上の写真の青いマシンが音を出したり記録したりしてくれるけれど、操作はこの写真の鍵盤でやる、つまりパソコンでいうところのマウスやキーボードの役割をしてくれる。マッピングという細かい設定もすれば、鍵盤側のツマミで音量やエフェクトを調整したり、パッドでドラムパートを叩いたりできるのである。
(マッピングにそこそこ時間がかかったことは思い出したくない。)

「東風」のシンセリード箇所をヨレた手つきで弾いてみた。
うん、気持ちいい、弾きやすい。
ELECTRIBEの歪み気味の音もカッコイイ。
しかし数日でこのシステムをちゃぶ台返しし、違う構成にするお話は次の機会に。<続く>

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