蛇行散歩が直ってきた

お迎えした頃のしげるの散歩はトリッキーだった。
サッカーの代表レベルの急な方向転換、飼い主置き去りのフェイントターンはお手の物だ。
散歩というものを生まれてこれまでしてこなかったのだろう。
もちろん肉球はツルッツルである。
車が通るときは細心の注意を払わないといけない。
道の両サイドの電柱をくまなくチェックする。すごい運動量だ。
車やバイクはまだ怖さを感じるのか、交通量の多い大通りはビビりまくって体が硬直していた。
横断歩道の縞模様が恐怖なのだろう。横断歩道からの脱出を図ろうとする。

そして時は経ち、、
ん?気付いたら何かまっすぐ歩いているぞ。
時々フェイントや踏ん張り行為をするが、そこそこまっすぐ歩けてるじゃないか。
横断歩道もスイスイ歩いている。

しかし、問題が一つ。
しげるは女の人が好きなのだ。
道路の向こう側だろうが、女性が目に入るとそっちに行こうとする。
ハーネスの首の部分が食い込んで咳込んでるが、それでも行こうとする。
凄まじい、さすが元繁殖犬。女性特有のフェロモンを感じることができるのかキミは。
道路の真ん中で踏ん張って、逆サイドにいる妙齢のおばさんの方へ行こうとする。
仕方なくおやつで注意をそらす。
食と異性を天秤にかけると、食をチョイスする。まだまだ幼いなキミは。
おいしく食べて何事もなかったように家に帰る。
そして彼は明日も女性を求めてストリートを闊歩する。

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散歩ビギナー
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