犬のしつけ教室
そう、タイトルの通りだ。
我々は4月下旬あたりから犬のしつけ教室に通っている。
元保護犬しげる、3歳8か月、社会という枠組みの外側で過ごしてきただけあって出来ないことも多い。
大らかな気持ちで放っておいていいことと、少しづつでもいから覚えて行ってほしいことがある。
4月下旬当時、主に我々を困らせていたのは
- 室内無差別マーキング(人間側が必ずずっと行動を監視しなければならないのは正直キツイ)
- 分離不安による吠え(ご近所様からのラブレターは貰いたくない)
- 散歩蛇行(安全のため)
- 年中無休室内巡回パトロール(短頭種(鼻ペチャ)だから無理すんな。いつも息上がってるぞ)
こんなところである。他にもあるが、この4つに比べれば些細なことだ。
ネットを頼りにで色々試してみたけどこの時はうまく行ってなかった。
無差別マーキングに至っては、部屋中ジョキングで拭いたり、ビターアップルをオシッコされたくないところにかけてみたり、予期せぬところでオシッコした場合はその場から人間が逃げ出すフリもやった。
試行錯誤を繰り返したがどれもイマイチだった。
友人が犬の幼稚園に通っていると聞いた。そこでは一般的な過ごし方やしつけも教えてくれる。
我々もそれを期待し、近所にそのような幼稚園がないかとネットで探していると、「しつけ教室」なるものが近所にあることを知った。
しつけ教室と幼稚園、何が違うのかというと、幼稚園は犬がマナーやルールを教え込まれるのに対し、しつけ教室はあくまで飼い主(人間)が教え方を学ぶのがメインである。
犬とのコミュニケーションもしっかり取る練習にもなるだろうと我々は門を叩いたのであった。
そして6月現在。今もまだ通っている。
結果から言うと、しつけ教室のおかげで愛犬しげるはメキメキと実力を発揮し、我々のコマンドを聞くようになった。
「無差別マーキング」は、「たまにやっちゃうオシッコ失敗」ぐらいの頻度になり、ほぼトイレという名の中型ケージ内でやってくれるようになった(ちなみにこの中型ケージは先代犬おさむのお家であった。
毎回教室で出される宿題のトレーニングをしっかりやるため、そこで体力と集中力を使うからなのか、年中無休室内巡回パトロールも徐々に減ってきてる。
散歩蛇行はまだまだあるし、相変わらず、妻がキッチンに入るだけで分離不安がやってきてワンワン吠える時もある。なぜか関係のない飼い主の股の間を8の字でくぐる技や、くるっと右回り左回りするトリック系の技はすごくうまく出来る。
確実に信頼関係は築けてる。と思う。
もしご近所さんが、ワンワン吠えてる声がうるせー!と言ってきたら、8の字の技を見せて和ませるしかない。